辺野古ぶるーのブログ

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1.12緊急抗議集会 ー大浦湾埋め立てを止めよう!

すでに報道にある通り、1月10日、突如として大浦湾への石材投下が始まりました。

これは海上作業ヤードを造るためのものであり、大浦湾側での代執行後の初の本格的な作業となります。

当初は12日に着工予定であると報道されていましたが、突然2日前倒しされた形です。

10日は海上の風が強く、カヌーメンバーも抗議船の上から抗議を行いました。

 

 

 

着工から2日後の1月12日、ゲート前の県民集会と連帯して海上でも緊急抗議集会が開催されました。

カヌー12艇、抗議船3隻、ゴムボート1隻が参加しました。

 

「沖縄を捨て石にするのもいい加減にしろ」

「ここの工事を市民に知られたくないから、前倒ししてあなた達は恥ずかしくありませんか? 私たちの背後には、日本全国の市民、全世界の人々がいます。その人たちの前で、堂々とやってください。それができないのは、後ろめたいからですよね。そんな工事はやめましょう!」

「みんなが一斉にNO!と一回言えば済むことなのに……(海に向かって)ごめんね」

 

海上メンバーからはウチナーグチも交えて怒りや悲しみに満ちたスピーチが続きます。中には泣きながら訴えるメンバーもいました。

 

 

しかしそんな中、この日の石材投下作業が始まってしまいました。

静かな大浦湾に重機の音が響き渡ります。

 

 



石材を満載した大型船から重機が石材をすくい上げ、汚濁防止膜で仕切られた海中に次々投下していきます。

大型船の上では白い粉塵のようなものが舞い上がっていました。

目の前で大浦湾に石材が投下されるのを見るのはたいへんショックなことでした。

 

 

集会終了後、すぐにカヌーチームはフロートを越えて抗議行動を行いました。

海保に確保された後もプラカードを掲げて抗議の意思を示します。



抗議行動が終わり、抗議船に乗って陸に戻る途中で見た大浦湾は好天の下で美しく輝いていました。

カヌーメンバーの一人が海を眺めながらぽつりと漏らします。

「こんな海を見ながら石材を投下できるなんて信じられない」

 

 

 

一方、ゲート前の集会は主催者であるオール沖縄の想定を上回る900人以上が参加しました。平日にも関わらず、みなどうしても着工を許せずになんとか駆けつけてきたのでしょう。

政府の強硬姿勢は続きますが、まだ多くの人が新基地建設阻止を決して諦めていません。日本全国、そして世界中の皆さん、どうぞこれからも新基地建設阻止のため力を貸してください。